高齢者福祉施設のコロナ感染防止の充実を

コロナ感染者の増加が止まりません。第1次感染時に比べ、第2次は若者世代に増えていて、高齢者への波は第1次ほどではないにせよ、50歳代60歳台へじわじわと広がりっています。

ネットあさおでは、感染者ピークに差し掛かった5月に、医療用ガウン作成プロジェクトを立ち上げた市民を支援しました。最終的に2400着余を聖マリアンナ医科大学病院、厚木市立病院などに1か月半送り続け、公的支援が届き始めたため、終了しましたが、麻生区の高齢者福祉施設にガウンが必要か聞き取りし、寄付を希望された地域の高齢者福祉施設にとどけ、状況を聞き取りました。

特別養護老人ホーム金井原苑では、入居者がなんらかの病気で入院した場合、退院後4日~5日は隔離する、万が一感染者が出た場合、隔離病棟を用意し、出入り口を別にする、などコロナ防止対策を手厚くとっているとのこと。潮見台みどりの丘では、感染者が出た場合のシミュレーションを白板に貼りだし万全策をとっているとのこと。片平長寿の里でも、厚生労働省から支給されている防護服に加え市民からの寄付を大変感謝されました。小規模多機能の施設では、防護服が届いていないとのこと。もれている施設がないか 調査が必要です。

高齢者福祉施設に感染が出た場合、認知症などがあると、入院を拒否される場合があるという事例がニュースで報告され、認知症、障がい者などの感染者対策が課題です。