麻生区の防災体制は

麻生区危機管理担当の職員に最新の防災体制を聞きました。

麻生区には25か所避難所があり、小中学校のほか、日本映画大学白山キャンパス、旧白山中学校の体育館があります。避難所の一人当たりのスペースは2m×1mと大変狭く、学校の延べ床面積で割り出すと、白鳥中学校では1559人収容できますが、白鳥中学校を避難所とするのは、栗平白鳥自治会、五力田町会の一部、片平町会の一部と世帯数も多く、区ではできるだけ自宅避難をよびかけています。避難所には、仕切り、ダンボールベッドはなく、プライバシーを守る簡易テントも5つ位あるだけで、避難所で長く過ごせるものにはなっていません。

ペットは家族の一員でもあり、避難所には連れてきてはいけないとの規定は、最近なくなり、連れてきてよいことになりました。ペット専用の場所をもうけるなど受け入れ方法は検討中とのことです。

地震の場合は、自宅が半壊または全壊と決まりがありますが、風水害の場合は、避難所に来た人はすべて受け入れるとのこと。地震が起きた場合の医療体制は、医師・看護師が避難所を巡回する医療救護体制ができているとのこと。

避難所の運営については、避難所運営会議、研修会を開くよう各自治会の自主防災組織にはたらきかけているとのことですが、コロナ禍でなかなか進まないとのことです。

首都圏に直下型の地震が来たら大混乱となり、被害を少しでも少なくするには、何より自助の意識が大切です。麻生区では、若い世代の防災意識が低いため、「防災・おうちキャンプ」のパンフレットを若い人向けに独自に作っています。麻生区だけの試みで、ぜひ市内各組織に広めてほしいと思います。

車での非難は絶対やめてほしい、各家庭での備蓄をしっかりしてほしい など、市民へのメッセージがまだまだ足りていません。自主防災組織、市民一人ひとりに働きかけるようネットとしても提案していきます。