神奈川の基地を知る ピースリングツアーに参加

神奈川ネット主催で横浜ノースドック、横須賀基地、池子住宅地区など県内の軍事施設を回るピースリングツアーに参加しました。横須賀基地には遠い麻生区だからこそ、同じ神奈川県内にある軍事施設をぜひ見てほしいと、ネットの会員を誘ったところ、ぜひ見たいとの2人とバスの旅をしてきました。

横浜ノース・ドックは、みなとみらいから少し離れただけの、こんなところにという場所に軍事施設があります。第2次大戦前、連合国に接収されていた土地が大戦後在日米軍の港湾施設となり、米軍に必要な様々な物資を運ぶ船の寄港として活用されているます。特に、4月には5機のオスプレイが横浜ノースドックに到着し、横田基地に飛び立ったとのこと。

横須賀港では、市民団体「ヨコスカ平和船団」の案内により小型ボートで港から原子力空母ロナルド・レーガンをはじめ、数々な艦船が停泊しておりつぶさに見ることができました。特に、ロナルド・レーガンに近づいたときは、policeと書いた小型巡視船がずっとついてきて、もっと離れろという動作で、警戒され、横須賀港が軍事施設であることを実感しました。横須賀港は、米軍と自衛隊の艦隊が並んで司令部をおき発信できる、世界でただ一つの港であることを聞き衝撃でした。

逗子の池子米軍住宅では、思いやり予算と称して、人口5万人の小さな町に、米軍のための多くの出費をせざるを得ない状況に胸が痛みました。

横浜ノースドックや、横須賀港の現状を少しでも多くの市民が知り、軍事拡充に走る政府に対して、市民が反対の声を上げる大切さを感じたツアーでした。

原子力空母ロナルド・レーガン

米軍監視船がずっとついて監視された