内部被ばくを生き抜く 上映会 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 講演会に多くの共感が寄せられた

11月18日(日)川崎市アートセンターにて、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画「内部被ばくを生き抜く」&子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 阿部宣幸さん講演会を、午前、午後と行いました。毎日新聞折り込み、新百合ヶ丘周辺のパン店、FMかわさきなど広く広報宣伝し、参加者は200名を超え、麻生区を超えて幅広い参加が得られました。 

阿部さんの講演では、福島では、プールや校庭での長距離走などさせていること、事故当時、避難所を放射能汚染地の高いところに設置したり、花火大会の河川敷が高い放射線値なのに実施する、など、汚染から命を守る対策が全く取れていないことについて、報道されない事実の報告がありました。

放射能による心筋梗塞など疑われる高齢者の死が増えていること、汚染値の高い野菜を高齢者は食べよう というのは、かえって東電支援につながる、という阿部さんの話は新鮮でした。 

2011年より脱原発の集会を重ねてとめよう原発あさお という市民グループをつくって広げたネットワークで、保育、受付など大勢の人たちと映画会の運営を行い、成功につながりました。 

「フクシマを風化させることなく、市民の参加で脱原発をすすめよう、政治を変えていこう」と参加者にアピールしました。さらに、ネットワークを広げながら脱原発にむけ行動していきます。