とめよう原発 集会

福島県郡山市より自主避難された方のお話をききました

 ネットあさおでは、脱原発の集会を毎月開いています。2月19日に福島から自主避難されたKさんが参加されお話を伺いました。Kさんは、郡山市から9月に、高1の娘さんと麻生区に避難してきた方で、2月10日の講演会をきっかけに、この集会に来ていただきました。
 原発事故以降、家の中は1マイクロシーベルト、高校のグランドは100マイクロシーベルトあり、福島県立高校に1学期だけ通いましたが、高い放射線量が不安で、川崎市の私立高校に転校され、神奈川県の家賃補助制度を利用して避難に踏み切ったとのこと。月1回の川崎市の被災者のつどいに参加、避難された方のネットワークもしだいにできているとのこと。郡山市は人口33万人、避難区域ではない中通りで、放射線量が高い割には避難する補助がなく、引っ越し代なども自前だそうです。仕事があり福島に残っておられるご主人はガラスバッチをつけ、0.2ミリシーベルト/月と、年間1ミリシーベルトはとうに越してしまっているとのこと。 事故から1年たち、補助金制度の打ち切りなど、政府は被災者支援から手を引こうとしている事が感じられるとのお話で、被災された方たちの声をもとに、川崎、神奈川県がどのような支援策をとっているか調査をし、市政・県政に提案していきます。