連続講座 脱原発と自然エネルギーに多くの参加者
麻生区民の関心が高かった
7月16日の連続講座1回目「脱原発と自然エネルギー」には多くの参加があり、関心の高いことがわかりました。駅頭などのアピールでも、反応がよく、放射能測定値を張り出した看板に人だかりができるほど。赤ちゃん連れの若い夫婦から、男性の姿も多く、活発な質問が出て時間が足りなくなるほどでした。講師の環境エネルギー政策研究所の竹村英明氏によると、「東京電力管内で、この夏の需要ピーク5500万kwは十分に対応できるし、全原発を停止しても、、電力ピーク時に15〜25%を節電すれば、十分供給できる。風力発電にしても、ポテンシャルは十分あり、北海道、東北、九州など発電量を試算すると2.6兆kwhとなり、日本の電力需要1兆kwhを風車だけで上回る。世界を見ても、原発推進の中国が実は、風力発電の設置数世界1.ドイツは、26万人の自然エネルギー雇用を創出している。日本で必要な自然エネルギーに対する戦略は、・自然エネルギー庁を創設する・全量全種類固定価格で買い取る・送電線の電力会社からの分離・など」を上げています。今、「再生可能エネルギー促進法案」が国会で審議にかけられていますが、買い取り価格が20円以上でないと実施不能とのこと。竹村さんは、「該当する国会議員に選挙区デモ」を実施して、議員の意識をあげる という運動を提案されていました。麻生区でも検討したいと思います。次回24日は原子力資料情報室 伴英幸さんの講演です。申し込まれる方はお早めに。