王禅寺処理センター エコ暮らし環境館 見てきました
子どもは見学しているが、まだ見たことがない、長年の希望がかなった、とは、参加者の感想。参加者11名で、資源化施設、焼却場をみてきました。
粗大ごみの収集車がヤードに大型ごみをあけると、そのあとは人手で金属など資源にまわすものと、ごみとして焼却するものに分けます。これには多くの人手と時間がかかります。
びんは、色別に手選別されます。プラスチックも異物を人手で取り除かれます。化粧品のびんは、びんには出さないとのことです。びんを洗浄するとき、バクテリアを使っているが、化粧品の化学物質が、バクテリアを殺してしまう可能性があるため、また、びんの材質が、耐熱ガラスなど燃やせないものを使っている可能性があるため、普通ごみに出します。
焼却場は、24時間稼働しているため、24時間中央管理室で管理されています。ダイオキシン対策で焼却温度は950℃くらいに保たれています。ダイオキシン対策として川崎市の排ガス規制は、国の10倍の厳しい規制とのことです。
エコ暮らし環境館は、メタウオーター(株)が指定管理者として管理運営を川崎市から委託されています。王禅寺処理センター建設のころ、川崎市4処理センターについてなど、しっかり説明されました。
神奈川ネットは、2012年王禅寺処理センターの建設について、何でも燃やせるガス化溶融炉建設に反対し、分別をすすめ焼却を少なくする、今の焼却場建設に建設委員として関わりました。
自分たちのごみが、どのように処理されているか、焼却場と資源化施設見学は、市民の意識を向上させるうえでも意義あることと思います。これからも、施設見学を定期的に計画していきます。