おくれている 紙の資源化

川崎市では、資源物として、空き缶・ペットボトル、空きびん、使用済み乾電池、ミックスペーパー、プラスチック製容器包装、小物金属、粗大ごみ の分類に分けています。その他が普通ごみとして焼却されます。

2023年度の市内の家庭から排出される各資源物の分別率はー                  空き缶93%、空きびん95%、ペットボトル93%、プラスチック容器包装41%、ミックスペーパー31%となっています。

分別率とは、定期的に行う普通ごみの内容を手作業で分類する組成分析と収集量で割り出しています。川崎市の自治会や学校単位ので、ダンボール、新聞紙など集団回収が長年行われ、ミックスペーパーは歴史が浅いため、ミックスペーパーの分別率が低くなっていると思われますが、空きびん、空き缶、ペットボトルに比べまだまだ分別されずに捨てられているのが実態です。

ミックスペーパーは、民間の収集業者では回収されないさまざまな紙類を収集できます。例えば、牛乳パックなどの紙パックは中が白い物だけ。内側にラミネートフィルム加工されているお酒のパックは集めていませんのでミックスペーパーへ。紙コップ、感熱紙、ロール状のファックス用紙など、資源集団回収で集めらないものは、ミックスペーパーに出せます。ミックスペーパーの範囲は広く、資源回収で集められないものも回収でき、まだまだ

左はお酒の紙パック 内側がラミネートフィルムが張ってある 左は牛乳パック

市民の間で周知されていません。

焼却ごみを減らし、資源として有効利用するよう、減量推進員などを通じて周知されるよう、ネットとして働きかけます。