第12回 川崎市生ごみリサイクル交流会 

2024年1月28日 高津市民館にて、第12回生ごみリサイクル交流会が実施されました。神奈川ネットワーク運動・あさおとも日頃環境活動で連携している「かわさきかえるプロジェクト」が、発表4団体のひとつとして参加。生ごみ堆肥や、あぶらかすなどの有機肥料で、菜の花を栽培し種を絞って麻生産菜種油にする活動を報告しました。

他の3団体もユニークな発表がされました。「社会福祉法人はぐるまの会」は、市内の業務スーパーの生ごみや、9カ所あるグルーホームの調理残差や食べ残しなどを堆肥化し、障害のある利用者さんたちと野菜やハーブの栽培をしておられます。「野菜だいすきファーム」は、生協の仲間たちが立ち上げた野菜生産グループで、市内の畑を借りて、生ごみや落ち葉を堆肥化して野菜栽培している傍ら、学童保育の子どもたちに農業指導をして土に触る体験をさせたり、高津区橘公園に生ごみ堆肥化する木枠コンポストおき、大人も子どもも楽しめるを菜園ある公園にする計画が進行中とのこと。「NORACo中山農園」は、何代も続く農家を定年退職された中山さんが跡を継ぎ、高校生や市民の参加する農業を5年前から始められたとのこと。落ち葉などを堆肥にし有機栽培をしておられます。

参加者からは、小学校給食の残滓はどうなっているか、大量にでる落ち葉を堆肥化するシステムがつくれないか、フランスでは家庭から生ごみを出してはいけない法律が出された、など活発な意見がだされました。ネットあさおでも、ごみを燃やすときにでるCO₂を削減し、温暖化防止のため、川崎市の生ごみ堆肥化施策が前進するようはたきかけます。野菜だいすきファームのサムネイル野菜だいすきファーム1のサムネイル

はぐるまの会のサムネイル