脱原発ドキュメンタリー映画 上映会 &講演会に多くの参加

12月1日(日)新百合21ホールにて、林勝彦監督 脱原発ドキュメンタリ―映画「いのち」上映会と、監督、元NHK解説委員 小出五郎氏の講演会を行いました。10:30第1回上映から、13:55第2回上映、その間、2人の講師による講演会と、盛りだくさんの内容でした。ネット会員、協力団体へのお知らせ、駅でのアピール、とめよう原発あさおのメンバーの声かけ、などからのお誘いで、参加が得られたのと、やはり、脱原発への思いは市民にあった と意を強くしました。

映画は、チェルノブイリでの取材では、チェルノブイリ原発事故当時、胎児だったお母さんから生まれた子どもにも白血病などの重い障害が現在でていること、福島では、子どもたちが経産省に意見陳述をする場面、最後の子どもを抱いたお父さんの切実な思い、・・・など印象的な場面が多く、参加者からは、「改めて原発の怖さがよみがえった、ドキュメンタリーの淡々とした画像が胸を打った」など、大変高い評価の得ました。

小出五郎氏は、政、財、官、業、報がつくる原子力ムラの話、特定秘密保護法により、市民活動までも脅かされること、元NHKでの仕事では、受信料をとることから、国会で予算決算が審議され、総務省からの指示があることなど、偏向があることは事実とのお話でした。

神奈川ネット・あさおでは、3.11原発事故以来、地域の人々の関心の高い原発の問題をとりあげ、映画会、講演会を重ね、市民グループ「とめよう原発あさお」が立ち上がり、MLによる情報交換、月例会での話し合いとネットワークづくりをともにしてきました。今回の上映会も、意志ある市民の方たちとともに開催することができました。さらに、政治への市民参加をかかげて、活動していきます。

 

 

講演を行う 林勝彦監督 と 小出五郎氏

質疑応答で熱心に聞き入る参加者の皆さん