2013年は市民が政治参加の年に

 2013年が明けました。

昨年12月解散総選挙が行われ、自民党が圧勝し、民主党から自民党へと政権交代しました。脱原発の思いを持つ国民は78割だったはずが、脱原発を掲げる日本未来の党などに分散し、結果として民主党の大敗、自民党の圧勝となりました。自民党政権では政官業癒着の構造は温存され、原発は推進の方向に、経済復興の名のもとに公共事業をすすめ、憲法改正にまっしぐらに向かっています。少子高齢化がますます進み、一人暮らしの世帯が増え、若者の就労はままならない行く手の見えない日本のこれからを、どのように切り開いていくか、まさに、大きな曲がり角に来ています。

神奈川ネットワーク運動は、おまかせにしない政治、市民が主体の政治を目指してきました。市民が主体の社会からはますます程遠い今、私たち一人一人が、課題に向き合い、声をあげ、行動するというネットの基本に立ち返ることしか解決の道はないのではないでしょうか。