脱原発 首相官邸前の抗議行動に参加

  毎週金曜日の「首相官邸前の抗議行動」に、「ネットあさおととめよう原発あさお」のメンバー7人で行ってきました。18時開始の一時間前から、首相官邸の向かい側の舗道に陣取り、「再稼働反対、原子力規制委員会の人事反対」などを訴えました。一般市民のスピーチもあり、目の見えない女性から、「原発事故で一番影響を受けるのは障がいのある人や高齢者」との言葉がありました。

  7~8月に行われたパブリックコメントには、9万人もの回答が寄せられ、政府も原発ゼロに方向転換せざるを得ないという状況になりつつあります。デモや抗議行動も、ふつうの人たちが参加するという現象が生まれています。ネットあさおも、多くの市民の脱原発への思いを集め、ネットワークして脱原発へ向かう力にしようと、集会や講演会を行なってきました。原発依存から脱する意思を示そうとの私たちの抗議活動の様子は、最前列にいたため翌日の東京新聞にも掲載されました。

  デモをしたからといって社会が変わるか?という問いに対して、「ふつうの市民が自分の思いを表現するために、デモに参加する社会に変わった」という柄谷行人氏の言葉にもあるように、日本は変わりつつあり、閉塞した日本を変えるのは、市民の一歩しかないと再確認しました。