リニア新幹線とは、東京—名古屋—大阪を結ぶ、超電導技術によって10cm浮いた状態で時速500kmで走ります。2014年には着工の予定で、3兆円の債務をかかえ、東海道新幹線は輸送量が減っている中、建設費5兆円のリニアの事業は成り立たないのではないでしょうか。電源喪失などの事故の対処法、建設ルートなど住民への説明も十分せず、情報公開しないまま着工しようとしています。JR東海が全額負担すると言いながら、全国新幹線鉄道整備法の適用を受けており、国の事業という位置付けになっているとのこと。超電導という技術はミサイルの発射など軍事利用もできる、とJR東海会長が発言した、などのお話もありました。
駅頭などで「麻生区の真下を通る」とアピールし、多くの参加者があり、男性が半数以上で市民の関心の高さを示していました。参加者された方からは「負の遺産を次の世代に引き継いではいけない」「国の整備事業と認められた今、これを止めるのは住民自治としての運動しかない」という発言があり、活発な質問も多数寄せられました。
ネットとして、広く市民のみなさんに知らせ、ともに活動を進めていきます。