川崎市の自然エネルギー メガソーラー

再生可能エネルギー法案の行方は

メガソ−ラー
メガソ−ラー
 川崎区浮島に、東京電力と川崎市の共同事業で設置した大規模太陽光発電所メガソーラーが8月稼働開始しました。浮島の焼却灰処分場が、整備のためこれから20年の有効利用として、太陽光パネルをつけることになり、23年12月扇島に設置予定の太陽光パネルと合わせると国内最大級の発電所となります。近くの扇町には建築廃材などの木質チップを燃やすバイオマス発電所、東扇島にはJX日光日石エネルギーの風力発電など、再生可能エネルギーのメッカになりつつあります。
 国では、再生可能エネルギー法案が審議されていますが、電力の買い取り価格が低く設定されたり、自然エネルギーの受け入れ拒否の例外規定があるなど、骨抜きになる恐れがあります。原発をなくし自然エネルギー政策へと転換を図るよう、市民がしっかりと見守らなければなりません。
 見学にあたり、使い古したてんぷら油を精製したバイオディーゼル燃料を使ったマイクロバスで移動しました。100%バイオディーゼル燃料を使ったバスはまだ他になく、快適に運行しました。軽油のかわる化石燃料を使わない未来型のバスがもっと普及されるよう提案していきます。