麻生川でミニフォーラム

歩いて楽しい麻生川に

       ネットあさお 副代表 山口和子
「ツツピー・ツツピー」シジュウカラの声をききながら、麻生川のミニフォーラムを行いました。この日は、神奈川NETについて、韓国KBSテレビの取材を受け、通訳、カメラマン4人が参加。川に興味のある市民、野鳥に詳しい方、自然観察指導員の親子、川崎市河川課の職員を交え20人が集まりました。橋の上から草むらにいるコガモは、羽の美しいのが雄。コガモより少し大きいカルガモ、ムクドリや、セキレイも見られます。街の中にある川は治水が最優先だった時代の三面護岸工事でコンクリートにがっちり囲まれ、水量の少ない夏はにおいもひどくなります。自転車やごみが捨てられているのを嘆かわしく眺めながら川に沿って歩きました。以前の川のミニフォーラムの際、親水性の川を望む声があり、階段で川まで下りられるような提案をしてきました。市民も、川について関心をもち、ごみを捨てない、掃除や生態調査をするなど、意識を変えていくことが必要です。桜が満開の時期には花見で人のあふれる麻生川ですが、いつでも『歩いて楽しい麻生川』を市民でつくっていくため、これからもフォーラムを開きますので、ご参加ください。