川崎市川崎区桜本に住む、韓国・朝鮮籍の在日一世のはんめ(韓国語の方言でおばあちゃんのこと)たちのドキュメンタリー映画「花はんめ」が、花はんめ上映実行委員会主催、WE21ジャパンあさお・たま共催により行われました。
川崎区の元桜本幼稚園園舎で、週に一度行われている「トラヂの会」(在日高齢者交流クラブ)のはんめの皆さんの歌の披露や、事務局である三浦知人さんの講演も行われました。映画は、在日一世のはんめたちの日常生活の様子を、淡々と映し出し、在日2世の金聖雄(キム・ソンウン)監督のはんめたちへの思いが伝わってきます。上映の後には、金監督が4年にもわたった撮影期間中のことや、映画に対する思いも話され、同じ川崎にありながら麻生区に住む私たちにとって遠かった在日の方の問題を、身近に感じた上映会でした。
ネットあさおでは、11月9日に映画の舞台となった「トラヂの会」や、在日の方を中心とした外国人市民と川崎市民の交流の場である「ふれあい館」を訪問する企画をしています。
参加希望の方はネット・あさおまでお問い合わせください。