介護保険はどこへ行く
全国市民政治ネットワーク全国交流集会 2025 in神奈川 市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰小竹雅子さんのお話を聴きました。
2000年代から始まった介護保険制度は 残念ながら「介護問題」を増やしていく制度の見直しという結果になってしまっています。
地域支援事業の創設・地域密着型サービスの創設・費用負担の公平化・介護職員処遇改善加算の新設・地域包括ケアシステムの見直し・地域共生社会を目指す・全世代型社会保障構築を目指す改革・こども未来戦略...等々 口当たりの良い見た目だけの見苦しい政策になっています。
介護を必要とする人々が真に必要とするサービス・介護をする家族が真に必要なサービスは何か…の観点よりも お金のぶんどり合戦的な行政の姿勢にはあきれるばかりです。
今 女性の90才生存率は50% 男性は25% と言われています。より良い長寿社会に向けて私達のできることは 不備な点の改善を声に出して訴えて行く事です。厚労省のホームページへの意見の書き込みも良い方法です。
どんどん具体的な要望を公開していこう!、介護者の移動手当・気候変動手当・休み手当等、心優しい介護者の方々も遠慮しないで声をあげよう!との言葉にはげまされました。
自治体と連絡会を開き職員とともに勉強をし、高齢者福祉の充実にむけて活動していきます。