でも、川崎市は一般ごみとして焼却処分をされています。含まれている水銀は少量ですが、一般ごみとして回収される際、割れて水銀が飛散してしまう現状にあります。このような有害な廃蛍光管を焼却処分をしているのは、政令市15市の中でも、川崎市を含め2市だけ。
有害ごみとして分別回収を進め、適切に処理をすることが必要です。
市民の実践が、回収のしくみを!
神奈川ネットワーク運動・あさおは、これまでも市民とともに廃蛍光管の回収に取り組み、適正処理を進めながら、川崎市へ分別収集の提案をしてきました。その結果、川崎市も、来年度からの回収実施に向け、検討が始められました。
一旦汚染された環境を回復するためには、多額な費用と労力がかかります。汚染を防止するための市民の実践が、しくみをつくることにつながろうとしています。