新安保法案強行採決に抗議
政府与党は、憲法学者、弁護士、文化人などをはじめ、多くの市民の反対の声に耳を傾けることなく、国会答弁でも、多くの不安や疑問について説明責任を果たさず、なおかつ首相自らが市民の理解が進んでいないことを認めていながらが16日衆議院本会議で強行採決しました。
この暴挙に対し、強く抗議の意を表明するため、7月21日午後5時より、新百合ヶ丘駅前で、新安保法制についての抗議行動を行いました。猛暑の一日が過ぎ、涼しい風が吹き始めた新百合オーパ前で話し始めると、人々の反応は良く、「抗議の紙を持って参加したいが、今日は急いでいる。次はいつやるの?との声もかかりました。」
憲法はもともと”政治の暴走”を防ぐため、私たち国民が政治家を縛るための道具です。そんな国民主権を守る根幹である憲法について、政治家が勝手に解釈を変えてよいはずがありません。安保法案の憲法違反は明白であり、国の安全保障に関わる大事な法案を、民意を無視し、国会での数の力だけで押し切ろうとする現政権の暴挙は、民主主義の危機です。
改めて市民の自治力を高め、暴挙をさせない力を強めることで市民主権を実体化していくことが必要と考えます。