日吉台地下壕見学

神奈川ネット川崎ブロックとかわさき生活クラブ環境平和委員会の共催で、6月23日慶応義塾大学日吉キャンパスにある、日吉台地下壕見学を行いました。宮前、高津、麻生の各コモンズに組合員配布し、各ネットからの広報で20人の申込みがあり、そのうち麻生から14人と多く、中学生2人、小学生を連れた若い人から中高年、夫婦連れと幅広い層の参加でした。

1944年7月サイパン島が陥落して太平洋戦争の戦況が危うくなると、慶應大学が海軍にキャンパスを貸与、地下壕を掘って連合艦隊司令部が作られました。「日吉台地下壕保存の会」の案内で、地下壕の入口を入り、懐中電灯を手に、迷路のような冷たいコンクリートの地下壕を進むと、作戦室、暗号室などがあり、戦艦大和への出撃命令が出され、敵に突っ込む特攻人間魚雷の話など、まさにタイムスリップした感覚でした。参加者からも「すごい経験をした、涙がでた」との感想がありました。

地下壕の中は迷路のよう

戦争ができる国に向かっている今、多くの人に訪れてほしい貴重な戦争遺跡です。

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