マイクロプラスチック汚染 川崎市では?

2017年8月25日 01時43分 | カテゴリー: 活動報告

海に流れ込んだ微細なプラスチックが生態系を脅かし、G7環境省会合にも対策の強化が盛り込まれるとのことです。川崎で開かれたマイクロプラスチック汚染のフォーラムをきっかけに、生ごみリサイクルに取り組んでいる市民団体が意見交換会を開くことになり、市民として、川崎市上下水道局に聞き取りに行きました。

川崎市内には、現在下水処理センターが4か所あり、家庭や事業所からでた下水は沈殿、微生物の分解などの工程を経て、きれいにされます。国の水質汚濁防止法の基準により、1マイクロメートル=0.001㎜のろ紙を通して水に溶けない固形物が測定されるが、除去率が98%で、この中に5㎜以下とされるマイクロプラスチックが含まれているはず、との答えでした。

また、東京湾などの閉鎖水域では、プランクトンが大量発生する赤潮の汚染防止のため、活性汚泥法による標準のレベル以上の窒素、リン除去システム開発され、平成12年ころから、麻生水処理センターに導入されています。これは特に、マイクロプラスチックの除去とは関係がないとのことでした。

また、川崎市下水道の問題として、合流式の問題があります。合流式とは川崎区、幸区、中原区の一部、高津の一部で、各世帯の敷地内で雨水と家庭雑排水が同じ下水管に流されます。大雨が降ると、家庭用雑排水も併せて道路にあふれることがあり、地域住民にとっては大きな問題です。対策としては、処理センターの水位があるレベルをこえた時点で、処理工程を通さず、放流し、そのような事態は年間40回くらいあるとのことです。対策として、雨水貯留管・帯水地を市内7か所に設け、処理しきれない雨水と生活雑排水を一時保管するとのことでした。

プラスチックごみは、陸域に捨てられるペットボトルやレジ袋が波や紫外線で細かく砕かれたり、洗顔料や化粧品に含まれる微粒子などです。私たちの生活にあふれているプラスチックをどのように見直すべきか、来週市民団体が環境局と意見交換会を開く予定で、ネットとしても関わっていきます。