憲法を学ぶ

2014年5月2日 01時33分 | カテゴリー: 活動報告

4月30日 「明日の自由を守る若手弁護士の会」武井由起子さんのお話による学習会 ティーサロン憲法 に参加しました。場所はJR武蔵新城駅からすぐ みんなの台所 メサグランデ。

 赤ちゃんを抱いた若いお母さんから、高校の先生、東京新聞のお知らせ記事を見て参加したというシニアの男性など多様な参加者20人ほど。

 日本の憲法で一番大事なのは、第13条「個人の尊厳」つまり一人一人が人間らしく自分らしく生きる事。日本国憲法の3つの柱は、①国民主権②基本的人権の尊重③平和主義ですが、自民党が提案している日本国憲法改正草案では、これらが脅かされています。現行憲法では権力が国民の自由を奪わないとなっているのに、自民党草案では、天皇が日本国の元首となっています。現行憲法で基本的人権は永久の権利と規定された部分が自民党草案では削除され、人権に関する範囲が狭められています。集会・言論の自由は、公の秩序を害する活動は認められないとされ、改憲、原発、戦争などへの抗議活動はできなくなるおそれがあります。現行憲法にある「戦争の放棄」が「安全保障」に代わり、「政府国防軍」、「領土の保全」などが新設されています。「自衛権」の発動が明記されていますが、この自衛権には、攻撃されたら防衛する個別的自衛権と、自国と密接な関係にある他国が武力攻撃された時、協同して防衛に当たる集団的自衛権の両方を含んでおり、「外部からの武力攻撃など緊急事態について」の記述も大幅に増えています。

 自民党草案には、「戦争を放棄し・・・」との文言は残されているし、「基本的人権は犯すことのできない永久の権利である」とも明記される一方、言葉巧みに、国家が国民を縛る意図が随所に見られることが、武井弁護士の解説で明確になりました。

 憲法は個人の自由を、権力から守るものである という大原則を今一度、私たち一人一人が自覚し、安倍政権が目指す問題の深刻さに気付き、立ち向かう力をどうつけるか、真剣に考えねばなりません。