特定秘密保護法 学習会

 1月18日 特定秘密保護法の学習会を行いました。講師としてお願いしていた、元NHK解説委員 科学ジャーナリスト 小出五郎氏が、前日突然倒れられ、ピンチヒッターとして、横浜弁護士会 憲法問題協議会委員 三嶋健氏にきていただき、30人の参加で無事開催することができました。

 三嶋健氏によると、特定秘密保護法案は、知る権利がはく奪され、情報公開がなされなくなる。 民主主義とは、国民が自ら国の方向を決めることであり、それが侵害されることとなり、違憲である。権力の暴走を人民が監視するべきだが、それができなくなり、行政、政府が重要な秘密をにぎって国民に知らされず、秘密裏に政治が行われる。国会議員に知らされないということは国民主権の侵害。いったん廃案にし、現行法で足りないところは、じっくり検討して作り直すべき。沖縄の市長選挙、都知事選挙などでも市民の意思を打ち出して、市民が声をあげるしかない。とのことです。

 横浜弁護士会でも、会長が駅に立って反対のアピールをするなど、積極的に運動しているとのこと。この日も、呼びかけに、若い男性3人、ネット会員、特定秘密法を考える川崎の会のメンバーなどが集まり、熱い意見交換ができました。

 今後も、ネット・あさお として市民一人ひとりが考え、声をあげるべき問題として発信を続けていきます。