副反応リスクの大きい子宮頸がん予防ワクチン

2013年9月29日 15時49分 | カテゴリー: 活動報告

子宮頸がんは、ヒトパピロマウィルスの感染でおこるもので、このワクチンを半年の間に3回打てば予防できるとされ、2013年4月に小学校6年生から高校1年までの女子を対象に国が推奨、定期接種として法定化されました。ところが、6月14日付で、「子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的には勧めない」という勧告が厚生労働省からでました。この背景には、ワクチン接種後、重篤な副反応が見られることによります。

ワクチンはヒトパピロマウィルス16・18型の2種類が中心で、すべてを予防できるわけでなく、持続期間は6.4年しかないとのことで、効果にも疑問があります。なにより、厚労省には、2009年1月から2013年3月までに1926件もの重篤な副反応被害届が出され、「全国子宮頸がん被害者連絡会」によると、神奈川県内の被害を受けた会員の方は十数人おられるとのことです。

文科省から、各都道府県・指定都市教育委員会等に向け「子宮頚がん予防ワクチンの接種に関連した欠席等の状況調査」依頼が出され、1年間のうちに連続又は断続して30日以上欠席、などワクチン接種に関連した症状があった女子生徒を洗い出す調査を進めています。しかし、これはでは、軽度の反応を見過ごしています。

川崎市は定期接種として平成24年度予算で3億2400万円が計上されています。神奈川ネットでは軽度の副反応もすべて拾い状況を把握するべきと考え、「調査内容に川崎市独自に質問項目を設け、情報を公開し、市民がワクチン接種をするかの判断をできるようすべき」との請願を、7月に川崎市教育委員会に提出しました。8月の審議では「文科省から依頼された調査は、学校生活に関するもので、副反応の調査ではない」との判断で不採択となりました。審議を傍聴しましたが、児童生徒の健康を守るために委員間で充分な審議をされたといえるものではありませんでした。

ワクチンは、「法定接種」になると、副作用があっても製薬会社にとって責任を取る必要がなく、健康な人が対象なので薬と比べて潜在顧客は多く、最近は薬よりワクチンの開発に力を入れているとのこと。接種導入の背景にも疑問が残ります。これ以上被害者を増やさないよう被害の実態を把握し、ワクチンは完全にがんの予防はできないこと、接種のリスクや、検診の重要さを伝えるべきと考えます。

ワクチン被害にあわれた横浜市のY.M。さんのお母さんにお話をききました。

娘は、中3の2011年から2012年にかけて3回ワクチンを打ち、3回目の後関節や足腕の筋肉が痛み、めまい、目がチカチカし始めました。剣道をやっていたので、そのせいかと思っていましたが、2012年秋から全身の不随意運動の発作がおき始め、魚がまな板で飛び跳ねるように、筋肉が硬直をくりかえします。MRIや血液検査をしても異状が認められず、薬の処方で逆に症状は悪くなりました。そのころ、テレビでワクチンの副反応の事を知り、これが原因と思い当たりました。被害者の会主催の第1回集団診察会に参加すると、同じような症状の子が9人いました。

今はワクチン副反応について先生方にご理解頂き高校に通っています。何の治療法もなく、他に寝たきりのお子さん、車椅子の方もおられます。ワクチンを打った時期は、テレビで政府広告機構のコマーシャルが盛んに流れ、品切れになるとのうわさもあり、すぐに打たなければというムードでした。2年たった今も全身麻痺や関節、筋肉や眼球、頭等様々な部分に突然の痛みや不随運動が襲ってきます。副反応の事を知っていたら打っていなかったと思うと悔やまれます。

 ★Yさんは、他に娘のような被害者が出ないよう、副反応のことを広く知ってもらいたい。とのことでした。

  

 

 

 子宮頸がんワクチン グラフ