食の放射能汚染から身を守るには

2013年7月15日 10時00分 | カテゴリー: 活動報告

 7月14日 高木学校 奥村晶子さんの講演会を開き、食の放射能汚染の最新情報を伝えてもらいました。厚労省の行ったマーケットバスケット方式(スーパー等で売られている食品を購入し、その中に含まれている食品添加物等の量を測り、その結果に国民健康・栄養調査に基づく食品の喫食量をかけて摂取量を推定する )では、食品中の放射性セシウムの一日の摂取量は、2011年は福島で2.92Bq、仙台で2.17Bq、東京0.669Bq。事故前後で、仙台で72倍、東京では23倍とのこと。放射線はDNAのらせん状の情報伝達の帯が損傷を受け、放射線が少なくてもリスクは受けるのであり、ここまでは安全 という基準値はない。肉魚などの基準値100Bqを毎日食べ続けると、ICRP国際放射線防護委員会の実効線量計数換算では、体内に約14000Bqたまっていくことになり、これは、年間1mSvに相当し、政府のいう、基準値内ではあるが、チェルノブイリでは、その10分の1で健康影響がみられるとのこと。

 セシウム汚染が起こりやすいとされる食品は肉・キノコ・乳製品・野菜・山菜・淡水魚・海水魚など。○○産で選ぶのでなく、実際に目の前にある食品の放射線量を測り、判断できるようなシステムにするべき。食品選びのための情報として、厚生労働省HP、農林水産省HP、グリーンピースHPなどが参考になるとのこと。

 神奈川ネットは、そもそも生活クラブ生活協同組合を母体として、意志ある市民がそれぞれの地域に政治を変えようとして立ち上げたものです。生活クラブ生協の食材は、放射能の全品検査をし、口に入る寸前の放射能値がわかります。○○産だから安全とか、危ない というのは風評被害にもつながるし、放射能汚染の原材料が表示されずに使われている可能性もあり身を守ることはできません。

 講演会の参加者は30人ほどで、保育を利用された若いご夫婦、8月に出産を控えている若い方、3.11以降、スーパーで買うものをどうしたらいいかわからないという、2人のお子さんをもつ若い男性など熱心な方々が参加されました。

 今後も脱原発に関する講演会、映画上映会など企画し、市民の不安にこたえ、脱原発へのネットワークづくりが大切との手ごたえを得た、講演会でした。

若い方から年配の方まで多くの関心ある方たちが参加