防災講座「これまでの震災から学ぶ備え」

3月24日ネットあさお主催で、防災講座「これまでの震災から学ぶ備え」を開きました。講師は防災ネットワークプラン井上浩一氏。1997年設立、東京、神奈川などの防災計画策定、首都圏や全国の自治体、成人学級などで防災講座の講師を務められています。

 阪神淡路大震災では、死亡原因のうち自宅が87%。自宅で家具が倒れて圧死、窒息がほとんどで、震災当日中に死亡した人が99.6%とのこと。宮城県地震、十勝沖地震の調査では、怪我の原因が家具が倒れた、落下物で、あわてて転倒した、ガラス、ということから、自分の身をまず守るために、家具の固定など家の中の安全対策がまず大切とのお話でした。

 PTA活動を母体にした豊島区のNPO法人ささえ手の防災コンシェルジュの方の話では、ツイッタ―で情報をとることで、避難所にたどりつける、水を得るなど役立つこと、インターネット講座を開いたり、地域のつながりを持つ活動を展開しているとのお話がありました。

  麻生区の自治会の防災担当の方たちに呼びかけ、参加者から「救急時の搬送指定病院が麻生区内にない」「避難所が危険区域にある」など具体的な課題が出されました。講師から、「自分の地域では何が不安か、こういう手助けがほしいという“受援力”が大事」とのこと。だれかにおまかせにせず、地域を自治する力をつけよう、という今回の防災講座の開催主旨にかなった話で締めくくられました。

 これからも、市民が自治するまちづくりを主眼においた防災についての学習、ワークショップなど開いていきます。