廃食油によるバイオディーゼル燃料 救援に活躍

石けんプラントから被災地に廃食油を輸送

 東日本大震災では、被災地に救援物資が届いているのに、燃料不足で運べないという状態であった3月30日。(株)秋田運送という廃食油を利用したバイオディーゼル燃料を月2万t作り運用している会社がありました。しかし、その原料となる廃食油が、震災にあい調達できないとこのこと。知らせを受けた、石けんプラントでは、市民活動のネットワークを通じて、廃食油3000リットルを届け、緊急支援ができたとのこと。
 川崎市の学校給食や一般家庭から集めた廃食油が、救援物資の輸送に生かすことができたことは、日ごろの活動の成果です。神奈川ネット・あさおでも、かわさきかえるプロジェクト あさおてんぷら油資源化チームと連携し、家庭でごみとして捨てている使い古しのてんぷら油回収の活動を支援しています。
 麻生区役所で毎月第1木曜日に、また、各家庭のポイント、コンビニ、パン屋さんなどで回収をしています。リサイクル石けんきなりっこの原料になるほか、バイオディーゼル燃料にまわしています。興味のある方はお問い合わせください。